宣言解除受け、大阪・吉村知事が会見(全文1)これが終わりではない
卒業年度の生徒は5月25日から通常授業再開へ
全国では始まっているところもあるし、私立の学校では、これはオンライン授業なんかも始まってるところもあるし、教育格差を防いでいくという意味でもできるだけ早く、特に受験生、高校3年生、中学3年生、小学校6年生については、いわゆる卒業年度の児童・生徒については授業を再開させたいという思いです。ですので5月25日から卒業年度の生徒については通常授業を再開するということも設定をしていきたいというふうに思います。そして6月1日からは休校は終了、そして15日からもうフルで本格的に教育活動を再開していきます。 それから、最後ですかね。「府民の皆さまへ(お願い)」ということで、もう一度まとめですけども、接待を伴う飲食店などクラスターが発生した施設への外出というのは5月29日まで、来週の金曜日まではお控えをいただきたいというふうに思います。それ以外の外出についてはこれから、今までうちにいることが多かったと思いますが、対策を取りながらどんどん外出をしていただけたらというふうに思います。そして、これも5月末までですが、いわゆるレジャーなんかの理由で都道府県をまたぐということもできれば控えていただきたいと思います。 それから、ここが非常に大事ですが、これから新しい生活スタイルというか、コロナと共存していくというのが非常に重要なテーマになってくると思います。どうしてもコロナはこれからまた、ぐっと頭をもたげてくることはあると思います。これはもうあります。そして第2・第3波の兆候が生まれてくる、これはもうあると思います。ある前提で、やっぱりわれわれは生活していかなきゃいけないと思っています。
緑の信号をずっとなんとか続けていく
それが出てきたときにはぐっと抑え込む。出てきたことをキャッチするための大阪モデル、いわゆる入り口戦略の大阪モデルも作っているところです。ただ、そうならないように、できるだけ今の、緑の信号が点灯してますので、緑の信号をずっとなんとか続けていく。ワクチンや治療薬が見つかるまでなんとか続けていく。それが非常に重要だと思ってます。 そのために一番重要なことは、やはり皆さんのお1人お1人の行動だと思ってます。これは家に閉じこもってくださいという意味ではなくて、いわゆるウイルスの特徴を捉えていく。3つの密はできるだけ避ける、マスクを着ける、そしてできるだけ人との距離を保つ。1メートル~2メートルの、できるだけ距離を保つ。そういったことを日常生活で、少しずつでいいので、ぜひこれは心掛けていただきたいと思います。お1人お1人の積み重ねがものすごい、集団感染を防御する、そういった力になると僕は思っていますので、ご協力をよろしくお願いします。 そして企業の皆さんに対しては、今、在宅勤務、テレワークなんかも非常に根付いてきているところでもあります。われわれが調査をしても、やはりこのテレワークというのが進んできている。大阪府庁でも今、進めていっています。こういった新しい働き方、これは引き続き企業の皆さんにお願いをしたいと思いますので、よろしくお願いします。僕からは以上です。 司会:それではご質問をお受けいたします。 【書き起こし】宣言解除受け、大阪・吉村知事が会見 全文2に続く