宣言解除受け、大阪・吉村知事が会見(全文1)これが終わりではない
キャバレー、ジムなどは引き続き休業要請
そして社会福祉施設ですが、これまで保育所、それからいわゆるデイサービスのような施設についてもできるだけ、家庭で見られる方はお願いしますと、どうしてもという方だけでお願いしますということで個別の申請書制度を作ったり等々してきましたが、これからはもう元に戻していきます。 次に、引き続き特措法24条9項に基づいて休業要請をお願いする業種、これはもう先ほど申し上げたとおりです。キャバレー、ナイトクラブ等の接待を伴う飲食店、そしてスナック、バー、パブ、カラオケ、ライブハウス、そしてスポーツクラブ。今申し上げた施設についてはクラスターが現実に発生したということもあります。5月29日までに、より一段の感染症対策というのを取った上で、なんとかこれがその時点で解除できるようにしていきたいと思いますが、今日現在においては引き続き休業のお願いをしたいというふうに思います。 そして、これまで休業のお願いをしてきたところですけども、全国でクラスターが発生した施設と、いわゆる類似の施設についてです。ダンスホールだとかボウリング場だとか、屋内の運動施設、スポーツクラブは除きますが、そういった施設については休業要請を解除いたします。同じく1000平米を超える大規模集客施設。これはジャンルで見たときに、遊興施設、遊戯施設、運動施設が、クラスターが、発生が集中してる施設です。そのジャンルで1000平米を超えるところについてはクラスターが発生していなかったとしても休業のお願いをしてきました。例えばUSJや海遊館のような大規模の遊園地であったりテーマパーク、ネットカフェであったり、そういった集会所、こういったものについても23日0時をもって休業要請の解除をいたします。ここもそれぞれの業界で感染症のガイドラインを作っていらっしゃいますので、ぜひそれを守っていただきたいと思います。
6月1日から学校活動を再開
また併せて、多くの方が、複数の、不特定多数の方が出入りしますので、ここも同じように、もしそこで陽性者が発生した、あるいはクラスターが発生したときに追い掛けられるシステムが僕は非常に重要だと思ってます。大阪のコロナ追跡システムを5月中に作りますから、ぜひそれを採用していただきたいと思います。 引き続いて、学校についてです。学校については5月末まで休校措置をしていますが、6月1日から教育活動を再開します。休校はいったん終了です。6月1日から学校活動を再開し、その中身としては、まずはスタートアップ期間というか助走期間ということで、6月1日から12日までの前半の2週間については分散登校、短縮授業、1クラス20名当たりということを基準にして教育活動を再開していきます。通常授業を再開していきます。密を避けて対策を取るということをこの前半期間でやっていく。そして6月15日以降については本格的に教育活動を再開させます。これは1クラス40人と元の数でやっていくということになると思います。それから部活動についても6月15日以降、再開をしていきます。教育活動、それから授業とか部活動、そういったものについては教育委員会において詳細なマニュアルを作ります。府立高校、そして市町村の教育委員会にそれをお知らせするので、それを守った上で6月15日から本格的に教育活動を再開してもらいたいと思います。 5月末までの休校期間ですが、今、子供たちの心のケアということで臨時登校日を設けています。授業はやっていません。1回2時間とか短い時間でやってます。週1回・2回でやってます。やはり3月末までにこのカリキュラムを終わらせると、これはもう文科省に早く方向を定めてもらいたいと思いますが、もし3月末までにやるということになれば、今、4月、5月とすでにもう勉強ができてない、授業ができてないという状況です。特に受験生のことが非常に僕は心配です。3月末までにこれを終わらせるというんであれば、やはり受験生についてはできるだけ早く通常授業を再開していく必要があります。