自己株買い&円安で一段高「半導体露光装置で世界的」銘柄
半導体製造装置は多岐にわたるが、ニコンは露光装置や計測・検査装置で世界的に有力だ(写真:Graphs/PIXTA)
インフレの進行を落ち着かせるために世界各国が金融引き締め政策をとる一方、日本では日銀がいまだ金融緩和政策を継続しています。そうした状況もあって、ドル円相場では金利差拡大からドル買い円売りが進んでいます。一時は1ドル=134円台までドルが買われ、20年ぶりの水準まで円売りが進んでいます。 こんなにも急ピッチで円売りが進むことは少々想定外ではありましたが、ドル高円安は日本企業の業績に追い風ということもあって、日経平均株価は6月10日のメジャーSQを前に2万8000円台に乗せてきました。ただ、日経平均株価が3万円に向けて上昇した2021年は、上昇に伴って盛り上がりも見られましたが、今回は出来高を伴っているとは言いがたく、どちらかと言えば閑散とした状況だと言えるかもしれません。
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横山 利香