<海に眠るダイヤモンド>神木隆之介、斎藤工、杉咲花、土屋太鳳 “端島の若者”4人が語る舞台裏 自身の「心に眠るダイヤモンド」は?
俳優の神木隆之介さん主演のTBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」(日曜午後9時)が10月20日午後9時にスタートする。明治の初めから戦後の高度成長期にかけ、石炭採掘で発展した長崎県・端島と現代の東京を舞台にした70年にわたる愛と友情、家族の物語だ。脚本・野木亜紀子さん、監督・塚原あゆ子さん、プロデューサー・新井順子さんのドラマ「アンナチュラル」「MIU404」、映画「ラストマイル」チームによる注目作となる。一人二役で主演する神木隆之介さんをはじめ、斎藤工さん、杉咲花さん、土屋太鳳さんの過去パートの主要キャスト4人が語った。 【写真特集】端島での若者達を演じる神木隆之介、斎藤工、杉咲花、土屋太鳳の座談会 楽しみ過ぎる!
物語は、戦後の復興期から高度経済成長期の「何もないけれど夢があり活力に満ちあふれた時代」と、現代の「一見して何でもあるけれど若者が夢を持てない時代」を描く。神木さんは、端島の炭鉱員の家で生まれ育った明るく真っすぐな鉄平と現代のホスト・玲央の二役を演じる。
◇皆を優しく引っ張る神木隆之介は太陽みたいな存在
--神木さん、日曜劇場の主演は初めてとのことですが、オファーされたときのお気持ちをお聞かせください。
神木:お話をいただいたときは、うれしい気持ちと、僕でいいのかというプレッシャーがありました。「集団左遷!!」(2019年)に出演したときは、先輩の福山雅治さんの背中を見ながら臨んでいましたし、福山さんが僕らのモチベーションを引き出してくださっていた印象が強かったので、経験をたくさん積まれた方が務めるイメージがありました。だから、僕で大丈夫なのかなって……。
斎藤:お言葉ですがキャリアスタートはいつからでしたっけ……?
神木:2歳からです……(笑)。皆さんを引っ張る力があるか不安だったのですが、優しい皆さんに支えられて逆にパワーをいただいています。
--皆さんから見た座長の姿はいかがですか?
杉咲:めちゃくちゃ優しいですよね。
斎藤:そうですね。太陽みたいな存在です。