10万人以上実績あり!ダイエット外来医に聞いた「しじみの効果的な摂り方」|美ST
痩せたいけれど、食事制限が苦手といった方は多いのではないでしょうか。実は、必ずしもダイエットに食事制限が必要なわけではないのです。そこで食事制限をしないダイエット方法をご紹介いたいします。
2.砂抜きしたらファスナーつき保存袋に 下ごしらえしたしじみを、ファスナーつき保存袋に重ならないように入れる。密閉容器に入れ水を加えて凍らせ「氷しじみ」にしても。
3.ゆっくりと凍らせてオルニチンを増やす 袋をふきんで包み冷凍室の手前に入れてゆっくりと冷凍を。こうすることにより、オルニチンの含有率をより多くすることができる。
解凍して料理に使うだけ!肝臓機能の低下は「凍らせしじみ」で改善します
お酒を飲むと痩せられないと言いますが、これはお酒やおつまみのカロリーが高いからということではありません。お酒を飲むことにより肝臓はアルコール分解に使われてしまい、消化機能及び脂肪の分解には使われなくなってしまう、これが原因。そこで肝機能を高めることが大切になります。肝機能アップのために、しじみをとるとよいということはみなさんご存じかと思いますが、しじみを凍らせることで、肝機能アップに必要な栄養素オルニチンが約8倍発生するのです。また脂肪燃焼、代謝向上にも効果のあるコハク酸も2~3倍発生させるのでダイエット効果が高くなります。凍らせしじみは簡単に料理に使えるので作り置きしておくのもいいですね。
提唱者は…工藤孝文先生 ダイエット外来医・内科医 みやま市工藤内科にて生活習慣病を中心に診療。ダイエット外来では延べ10万人以上の患者さんと関わる。様々なダイエット法を作り、多数のダイエット本を出版。近著に『漢方で勝手にキレイに自然やせ』(知的いきかた文庫)。 2024年『美ST』6月号掲載 撮影/小林愛香 取材/西岡直美 編集/岡村宗勇