Apple「カレンダー」アプリで、リマインダーが確認できるように！でも、まだベストではない

Appleの「カレンダー」アプリと「リマインダー」アプリは、密接に関係しています。それなのに、不可解にも、Appleが両者の間にあるギャップを埋めようとしたことは一度もありませんでした。 Apple「カレンダー」アプリで、リマインダーが確認できるように！でも、まだベストではない 「カレンダー」アプリにミーティングやイベントの予定が入っていても、それに向けてやるべき実際のタスクは「リマインダー」アプリに登録されている、といった具合です。 しかし、iOS 18、あるいはmacOS Sequoia（現在、どちらも開発者向けのベータ版が利用できます）にアップグレードすれば、2つのアプリの間を行き来する必要はなくなります。「リマインダー」アプリに書き入れたタスクが、自動的に「カレンダー」アプリに表示されるのです。 では、その確認方法を説明しましょう。

「カレンダー」アプリで、リマインダーを確認する方法

この機能はとてもシンプルです。 iOS 18かmacOS Sequoiaを使ってさえいれば、期限があるリマインダーやイベントなどを「リマインダー」アプリに書き込むと、それが「カレンダー」アプリに自動的に表示されます。ほかにすることは何もありません。 しかも、デフォルトでオンになっています。登録したすべてのリマインダーで、このように動作します。 「カレンダー」アプリには、そのリストに関連する色も、チェックボックスのアイコンに表示されます。 この機能の統合は実に見事です。 リマインダーはチェックボックスつきで表示されるので、それを「カレンダー」アプリから完了にすることができます。最新のピンチズーム機能を使って特定の週を拡大すれば、リマインダーを日ごとだけでなく、月ごとでも表示できるようになります。 「カレンダー」アプリにリマインダーが表示されたら、それを動かして時間を変更することもできます（要領はイベントと同じです）。加えた変更は、すぐに「リマインダー」アプリにも反映されます。 カレンダーからリマインダー作成もできる 反対に、インターフェイスこそ少しぎこちないですが、「カレンダー」アプリ内でリマインダーを作成することもできます。 画面上部にあるプラスボタンをクリックし、「リマインダー」タブに切り替え、イベントの代わりにリマインダーを作成します。あとは、リマインダーに名前をつけ、日時を設定して、「リマインダー」の全体リストに追加します。