ユーリ阿久井、初防衛戦も淡々「普通の試合。いつも通り」
プロボクシングの4大世界タイトルマッチ(東京ドーム)の前日計量が5日、東京都内で行われた。初防衛を目指すWBA世界フライ級王者のユーリ阿久井政悟(倉敷守安)は、リミットより100グラム軽い50・7キロで計量を一発パス。「何も問題なくクリアできた。普通の試合。いつも通り」と淡々と語った。挑戦者の同級3位の桑原拓(大橋)とは3年前に日本王座防衛戦で対戦し、10回KO勝ち。「立場も実力差も何も変わっていない。圧倒したい」と力を込めた。 ◆ユーリ阿久井を倒し、日本ボクシングコミッション(JBC)公認で日本ジム所属100人目となる世界王者を狙う桑原拓 「このタイミングでこのチャンスが巡ってきた。必ずつかみ取る」