【警戒】インフルエンザが“最も早い流行”…熱がでない“隠れインフル”に要注意!感染症3つ同時流行で“トリプルデミック”も
3つの感染症に同時に感染?“トリプルデミック”に注意
インフルエンザの流行時期が早まったことから、今年の冬は「インフルエンザ」、「マイコプラズマ肺炎」、そして「新型コロナウイルス」。この3つが同時に流行する“トリプルデミック”の可能性が懸念されています。 医療法人社団五良会 五藤良将理事長: 去年はマイコプラズマじゃなくて、アデノウイルス感染症などが結構はやって、トリプルアタックパンチみたいないことがあったのですが、今年はもう数カ月前からマイコプラズマが流行期に入って高止まりしているので、この3つが重要ですね。 ――1人が3つ同時に感染することも? 可能性としてはあり得ると思います。そもそも感染症全般的に免疫が低下している人がかかりやすいので、一度かかったときってまた病み上がり、いわゆる治って行動が広がる時に、また別のウイルスをもらってしまう可能性はあるかなと。 現状、3つの感染症に同時に感染したという報告はありませんが、もし感染した場合、どのような症状が出るのでしょうか? 五藤医師によると、合併症を起こすリスクがあり、特に呼吸器の症状が強く表れて重症化する可能性もあるといいます。また、すべて同時に感染した場合は1週間ほどで治るとみられますが、インフルになって免疫が低下している状態だと残りの感染症、コロナやマイコプラズマに感染しやすくなり、長期間病気が続く恐れもあるといいます。 ――感染しないためには? 医療法人社団五良会 五藤良将理事長: まずはワクチンをしっかりと接種していただいて、あとは基本的な手洗いうがいマスクなどで予防すると。一度なってしまったら、ゆっくりと安静に休むことが大切だと思います。 倉田大誠アナウンサー: ワクチン接種も、打ってから2週間くらいたたないと効果が出ないと言われていますから、早めの対策が必要かもしれません。 (『めざまし8』 2024年11月15日放送より)
めざまし8