九州国際大付がサヨナラ勝ち クラーク記念国際を降す センバツ
第94回選抜高校野球大会は第1日の19日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦が行われ、昨秋九州王者の九州国際大付(福岡)は第3試合でクラーク記念国際(北海道)に3―2でサヨナラ勝ちし、準優勝した第83回大会(2011年)以来11年ぶりの2回戦進出を果たした。九州国際大付は第6日(24日)第3試合の2回戦で、広陵(広島)―敦賀気比(福井)の勝者と対戦する。 【九州国際大付vsクラーク記念国際】 ◇香西が10回好投 九州国際大付がサヨナラ勝ちした。2―2の延長十回1死一、三塁で4番・佐倉が左邪犠飛を放った。左腕・香西は緩い球を効果的に使い、10回を無四球で4安打2失点と好投した。クラーク記念国際は二回途中から救援した右腕・辻田の直球に威力があり、11奪三振と力投したものの、打線が四回以降は無安打に抑えられた。 ◇九州国際大付・楠城徹監督 香西は持ち味の打たせて取る投球ができて、後半勝負と思っていた。(サヨナラ犠飛の佐倉は)昨秋からいい場面で打ってくれて、何とかしてくれるんじゃないかと期待していた。 ◇全31試合をライブ中継 公式サイト「センバツLIVE!」(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2022)では大会期間中、全31試合を動画中継します。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/hsb_spring/)でも展開します。