サッカー史上最高の司令塔! 伝説のトップ下(5)蛮行すら伝説! 史上最高のサッカー選手
サッカーにおける花形ポジション、それがトップ下である。チームの中心に位置し、攻撃を演出する姿はエースと呼ぶに相応しく、世界最高の称号であるバロンドール受賞者も多い。今回はトップ下として名を馳せた名選手について、フットボールチャンネル編集部が独自の方法で算出した能力値を紹介する。
MF:ジネディーヌ・ジダン(レアル・マドリード/フランス代表) 生年月日1972年6月23日(当時33歳) 05/06シーズンリーグ戦成績:29試合9得点11アシスト 2006年W杯成績:6試合3得点2アシスト フランス代表通算:108試合31得点 史上最高のトップ下、サッカー選手として完璧な能力を持つのがジネディーヌ・ジダンだ。バレエにも例えられた鮮やかなステップでゲームを支配する姿は唯一無二であり、優れたボディバランスと卓越したボールコントロールで歴史に名を残した。 基本データは、現役最後の大会として臨んだワールドカップ・ドイツ大会が開催された2006年のもの。 最高評価となったのは「テクニック」であり、数値は99と最高値を記録した。また、代名詞ともいえる“ルーレット”で相手守備網を難なくかわす「ドリブル」、数多くのゴールを演出し、息をのむほどの精度を誇る「パス」は驚異的な評価となった。 また、「フィジカル」が強く、守備時にはセントラルMFとしても機能する「守備力」を持ち、ピッチ全体を支配する「IQ」の高さとチームを変貌させる「メンタリティ」を持っていた。 まさに完全無欠。現役最終戦となったドイツW杯決勝イタリア戦での頭突き事件も今となっては伝説の一つとなっている。