大谷翔平、先頭打者アーチは「ちょっと低い弾道だったが、手応えは良かった。いい流れを作れた」48個目の盗塁も成功「積極的に次の塁を狙っていきたい」
現地9月11日、ロサンゼルス・ドジャースは本拠地でシカゴ・カブスと対戦して10対8で勝利した。 【動画】大谷翔平の47号アーチ & 48個目の盗塁をチェック! ドジャースの大谷翔平は「1番・DH」で出場し、初回の第1打席でキャリアハイ記録となる第47号ソロアーチを放った。四球を選んだ2回にはシーズン48個目の盗塁を決めて“47(本塁打)ー48(盗塁)”とし、MLB記録をこの日も更新。前人未踏の“50ー50”に突き進んでいる。 カブスに連敗していたドジャースは3戦目で一矢を報い、本拠地での3連敗を免れた。大谷は試合後に「勝ててよかった」と口にし、初回に生まれたキャリアハイの47号については、「初回に失点したので1点でも返して、いい流れを作れたと思うので良かった。ちょっと低い弾道だったので、行ってくれるか分からなかったですけど、手応えは良かったです」と振り返った。 1回表に2失点したドジャースは、裏の攻撃で打線が爆発。大谷の先頭打者ソロ本塁打を呼び水に、5番トミー・エドマン、6番ウィル・スミス、7番マックス・マンシーが3者連続アーチを放って一挙に5点を奪った。 2回には48個目の盗塁を成功。「行けると思った時にひとつでも先の塁に。その後のタッチアップも良かったですし、積極的に次の塁を狙っていきたいと思っています」と語った。 2死二、三塁の好機で打席に入った3回の第3打席は、初球を中前にはじき返す2点適時打。「甘い球を積極的に打てた。いいところに飛んでくれて、タイムリーになってくれて良かった」。打球はマウンドに当たって方向が変わり、二遊間を抜けていった。 ドジャースは9月に入って5勝5敗。けが人も多く、厳しい戦いが続いてる。「接戦がちょっと多いですし、みんな疲れもたまってきていると思うので、何とか粘って1勝でも多く積み重ねられるように頑張りたい」と、大谷は決意を口にした。 構成●THE DIGEST編集部
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