教育関係者向け「2023年に読まれた記事」トップ10 発達障害、いじめ、ICT活用、定時制高校ほか
「いつも親にビクビク」保育士の知られざる実態
コロナ禍が明けて、学校現場にもようやく日常の風景が戻ってきた2023年。部活動の地域移行や給特法の見直しなど、多忙な学校現場を改善しようとさまざまな施策が打ち出され議論も進んでいるかに見えたが、大きな進捗は見られなかった年でもあった。教員不足は深刻さを増し、苦境に立たされる教員も多く見てきた――。ここでは2023年に配信され、反響の高かった人気記事10本から、この1年を振り返る。 【写真】2023年に読まれた記事を一気に見る 人間誰しも、愚痴を聞いてほしいときもあれば、喜びを分かち合いたいときもある。それは学校の教員も同じだ。つらい経験に共感したり、笑い話にほっこりしたり、はたまた、成功体験をシェアしたり――、そんな学校現場の知られざる「リアル」をお届けする好評の連載「教員のリアル」。 今回、取り上げる現場は「保育園」。「不適切保育のニュースは多いが、保育士の置かれている状況がほとんど報じられていない」と嘆く私立認可保育園副園長の石井京子さん(仮名)が語る「保育士のリアル」とは。 「『いつも親にビクビク』保育士の知られざる実態、SNS禁止に食事も個室の惨状」
現在の定時制高校「やんちゃな子」より圧倒的に多いのは
少子化で全日制高校の定員維持も難しくなる今日、全国で定時制高校の減少が続いている。神奈川県では、横浜翠嵐高校などの県立6校について、2026年度から夜間定時制枠の募集を停止すると決めた。 各地で募集継続を求める声も上がっているが、そもそも現在の定時制高校はどんな学びの場になっているのだろうか。2005年度に全日制高校から3部制の昼夜間定時制高校になった東京都立一橋高等学校を訪ねた。 「昼間も通える現在の定時制高校、『やんちゃな子』より圧倒的に多いのは」
かまいたち山内健司「教員の道を選ばなかった本当の理由」
誰にでも訪れるキャリアの岐路。現在の社会では、自らの進路を切り開く主体性が重要視されている。そこで編集部が注目したのが、人気お笑いコンビ「かまいたち」の山内健司さん。 教員免許を取得しながら、大学卒業後にお笑いの道へ進んだ彼は、なぜ教員にならなかったのか。キャリアの岐路で彼が取った行動と、選択の判断軸に迫った。 「かまいたち山内健司が明かす『教員の道を選ばなかった本当の理由』」