大谷翔平の盟友テオスカー・ヘルナンデスのドジャース再契約交渉が難航…「平均年俸と契約金が食い違ったまま。後払いも望んでいない」…移籍先に古巣ブルージェイズが急浮上
同サイトのダグ・マッケイン記者が「ヘルナンデスは複数のオファーを受けているが依然としてドジャースとの再契約を優先していると情報筋は語った。 ブルージェイズは、現在2位、レッドソックスは大きく離されて3位となっている。 ヤンキースの優先順位は低い。フィリーズとレッズもチェックインしている」と報じたものだ。 ヘルナンデスは、2017年のシーズン途中のデッドライントレードで、アストロズから青木親宣と共にブルージェイズに移籍し2022年までプレーした。だが、そのオフにブルペンを強化したいブルージェイズのチーム事情があり、マリナーズのエリック・スワンソンとのトレードで放出された。当時、このトレードはファンに激しく批判された。 だが、今季のブルージェイズは、チーム打率.241、本塁打156が、ア・リーグ東地区の5チーム中4位と低迷。打線強化が急務でソトの獲得に乗り出したが、メッツに勝てず、ヘンナンデスを復帰させる方向へシフトしたとみられる。 同サイトは、「ヘルナンデスは欠点のない選手ではない。三振数が多く、守備面でも最高の評価は得ていない。しかし、彼は攻撃的な価値を多く提供しており、それはブルージェイズが本当に活用できるものだ」とした上で、こう続けた。 「ヘルナンデスは年俸が高く加えてクオリファイング・オファーに伴いドラフト指名権も失うが、間違いなく今オフのFAで最高のバッターだ。彼はウラジミール・ゲレーロ・Jr.とも親しく、チームのパワー不足を考えるとそのニーズを満たすことができる。トロントは本当は離れる必要がなかった場所だったのだ」 同サイトによると、ヘルナンデスは現在、フロリダでそのゲレーロ・Jr.と共に自主トレを行っている。同サイトは「彼はトロントへの復帰を歓迎している。ドジャースが来季の優勝候補としての地位を維持している一方で、ヘルナンデスは、オファーが大幅に良かった場合、または、たとえばそれが4年(の複数年)だった場合、トロント入団を検討するだろう」と予測した。 ブルージェイズ以外にもレッドソックス、ヤンキース、レッズ、フィリーズの4球団がヘルナンデスに興味を示している。ただ正式オファーを出しているのは、ドジャース、ブルージェイズ、レッドソックスの3球団だけで、同サイトは、情報筋の話として「ヤンキースは左打者を狙っており、レッズ、フィリーズの交渉にはあまり進展がみられない」と伝えた。大谷の盟友の決断に注目が集まる。
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