立腹…後輩が指示を聞かなかった 陸上自衛隊30代男性3等陸曹が平手打ちや足を蹴るなど暴行 全治3週間のけが その後、後輩隊員は退職 懲戒免職処分
陸上自衛隊松本駐屯地の30代男性隊員が後輩を指導する際に平手打ちや足を蹴るなどの暴行を加えたとして、懲戒免職処分となりました。 懲戒免職処分を受けたのは、陸上自衛隊松本駐屯地の第13普通科連隊に所属していた30代の男性3等陸曹です。 松本駐屯地によりますと、男性隊員は2022年の2月ころから7月までの間に松本駐屯地で後輩隊員を指導する際に複数回にわたり平手打ちや足を蹴るなどの暴行を加え、全治約3週間のけがを負わせました。 2022年7月に後輩隊員から部隊に被害の申し出があり発覚、その後、退職したということです。 松本駐屯地は2月16日付けで、男性隊員を懲戒免職処分としました。 男性隊員は暴行に至った理由について「指示を聞いていなかった被害者に立腹したため」と話しているということです。 松本駐屯地司令兼第13普通科連隊長の秋山伸太郎1等陸佐は「平素から隊員への服務指導を行っている中でこのような事案が生起し誠に遺憾です。今後さらに服務指導を徹底し対策防止を図ってまいります」とコメントしています。