松山英樹、首位と3打差の暫定26位発進 前週ツアー新記録の原動力になったパットが序盤決まらず【米男子ゴルフ】
◇9日 米男子ゴルフ ソニー・オープン第1日(米ハワイ州、ワイアラエCC) 日没で7人がプレーを終えられなかった。2022年大会優勝者で、前週の開幕戦に続く2週連続優勝がかかる松山英樹(32)=レクサス=は、4バーディー、1ボギーの67で、3アンダーの暫定26位。8人が出場している日本勢の最高位で、首位まで3打差発進となった。 前週はツアー新記録となる通算35アンダーをマークした松山だが、マウイ島からオアフ島に移動し、斜面が多いコースから平たんなコースに変わって新たなスタート。グリーンの状態も変わり、好スコアの原動力になったパッティングがやや影を潜めて、序盤はなかなかパッティングが決まらなかった。 1番で2メートルの好機を逃し、最初のバーディーが来たのは1・5メートルにつけた5番。しかし、直後の6番でラフを渡り歩いてボギーにした。後半もなかなか伸ばせない展開になったが、16番と18番はいずれも3メートルを決めた。 グリーン上が好調ならもっと伸ばせそうな状況だっただけに、どこかもどかしそうな表情も。それでも、優勝経験がある大会となるだけに、コースは知り尽くしている。「上があまり伸びなかった。(首位と)3打差で終わってよかった」と、ホッとした表情も浮かべた。(写真はAP)
中日スポーツ