スコアや飛距離自慢をしてくる“マウントおじ”がウザすぎる! 遭遇してしまったときの対処法とは?
自慢ではなく“アドバイス”として捉えるとうっとうしくない?
ゴルフは、同伴者と会話を交わしながらラウンドをするのも魅力のひとつであり、プライベートからビジネスでの接待まで、幅広い場面で有用なコミュニケーションツールとされています。 【画像】こんな迷惑おじもマジ勘弁! 女性から見た「NGな男性ゴルファー」5選
しかし、なかには「最近スコアがどんどん良くなっているんだよね」「ドライバーで280ヤードは飛ばせるかな」「ヘッドスピードが45m/s出るんだよ」などと、自慢話やマウントを取ってくる人もいるかもしれません。 このような人には、どのような対応を取ればいいのでしょうか。ゴルフ場の経営コンサルティングを行う飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は、以下のように話します。 「自慢話を無視すると相手が気分を損ねてしまうでしょうし、積極的に耳を傾けると、長々と話を聞かされるかもしれませんよね」 「すぐにできる対処法としては、たとえば『すごいですね』とほめた後に『ぜひ今度、時間があるときにじっくり聞かせてください』などと一言添えるといいです。相手にリスペクトを感じていることをアピールしつつ、その場で話が長くなるのを回避できるような言葉をかけるようにしましょう」 「また、同伴者の話を『ただの自慢話』として受け身で聞き流すのではなく、自分の悩み相談に対するアドバイスに見立ててみると、少しは不快さが軽減されるのではないでしょうか」 「相手がスコアや飛距離の話を振ってきたら、『私は飛距離がなかなか伸びなかったり、いつも大叩きしてしまうんです。どんなクラブを使ったり、スコアメイクの工夫をすればうまくなりますか?』と聞き返してみましょう。そうすれば相手が気分を損なわずに済みますし、自分自身も面倒な話が興味を持てる内容に聞こえるかもしれません」 プレーに自信がある人は、ロングドライブができることやロースコアで回れること、速いヘッドスピードで振り抜けることなどを周りからほめてほしくて、ほぼ無意識的に自慢話をしてきがちです。 話の内容だけでなく口調も自然と得意げな感じになり、「この中では自分が一番ゴルフがうまい」という雰囲気をかもし出してしまうため、より一層周囲から煙たがられる存在になってしまいます。 しかし飯島氏によると、こうした自慢話をしてくる人は“にわかシングルプレーヤー”のような、うまいのかうまくないのか分からない立ち位置の人が多い傾向にあるようです。クラブ競技などに積極的に参加して、優秀な成績を収めている“真の上級者”なら、わざわざ自分のスコアや飛距離を勝ち誇ったように話してくることは、まずないそうです。