ラルフ ローレン パープル レーベルに見るアメリカの美学──2024年、真夏のスタイリングを格上げするアクセサリー
古き良きアメリカンカルチャーに根差したデザインを採用。ラルフ ローレンらしいトラッドさに加えて、武骨でジェントルなアイテムが勢揃い。 【写真を見る】それぞれのプライスとディテールをチェック!
武骨さとダンディさを兼備したアクセ
「今季も最上級の素材を使ったタイムレスなアイテムで、モダンな紳士のための真のラグジュアリーを提案するパープル レーベル」。ラルフ ローレンの真骨頂とも言えるコレクションであり、アクセサリーもそれを見事に補完する。大きなコンチョがついたハンドフィニッシュドベルトや武骨なシルバーアクセサリーなど、身につけるものをエンパワーするアイテムが揃う。トラッド好きはもちろん、モードな装いのハズシとして使うのも有効だ。 ■ブラックレザーベルト 妖艶な光沢を放つアリゲーターレザーを使用したベルト。2.5cm幅と細身なので、嫌味なくラグジュアリーな雰囲気を醸す。バックルと先端のパーツはスターリングシルバー製。やりすぎてないウエスタンテイストもトレンド感があっていい。裏地は滑りのいいスムースレザーで、着用感も申し分なし。 ■シルバーブレスレット 無垢なシルバー925を用いた、シンプルなブレスレット。こちらの形は第1次世界大戦中に、身元を明らかにするためにプレートに名前を入れていたことから、IDブレスレットとも呼ばれる。チェーン自体は二面が連なることで、よりマッシブな印象に。これ一本で十分腕元から存在感を発揮してくれる。 ■シルバーマネークリップ 至極シンプルなデザインのマネークリップ。こちらもサイズは大ぶりで存在感も抜群。力強いデザインは、古き良きアメリカを感じさせてくれる。マネークリップとしてはもちろん、単体でジーンズのバックポケットに挟むなど、アクセサリー感覚で取り入れるのも面白い。 ■レザーキャスト コンチョ ベルト 精巧かつ迫力あるコンチョがぐるりと配されたベルトは、ナバホ族の有名な銀細工師、ジミー・ビゲイとのコラボレーションによるもの。ニューメキシコの地で手作業にて製作されている。伝統的な技法を用い、蝶のモチーフとオーバルコンチョを順に配置したデザインだ。タンニンなめしのレザーとの組み合わせがプリミティブな美しさをたたえている。 ■ラルフ ローレン TEL:0120-3274-20
文・オオサワ系、森下隆太 写真・高橋絵里奈 スタイリング・安倍拓志 編集・岩田桂視(GQ)