10~30代男女の「今年の“新語・流行語大賞”予想」、衆院選にも大きな影響を与えた“裏金問題”より注目されたのは【トップ3】
毎年この季節に話題になる「新語・流行語大賞」の2024年の候補の30語が、11月5日に発表された。昨年の「新語・流行語大賞」年間大賞は、同年セ・リーグ優勝をはたした阪神タイガースの岡田彰布監督の「アレ(A. R.E.)」 だった。 ■【画像】「今年の“新語・流行語大賞”予想」、衆院選にも大きな影響の“裏金問題”より話題だったトップは?■ そこで今回は10~30代の男女100人に「今年の“新語・流行語大賞”予想」をしてもらった。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ) 第3位は、「カスハラ」。 カスハラは、「カスタマーハラスメント」の略で、客からお店、企業、自治体などへの不当なクレーム、理不尽な要望などのこと。昔は“お客様は神様”という言葉もあったが、過剰な要求や、暴言暴力のような悪質な態度など、常識の範囲を超える人も増え、サービス提供側が今後は毅然とした対応をするなどの方針を発表する事例もあった。 「社会的な反応と、知名度の部分を考慮するとこの辺りになりそう」(29歳/男性/学生・フリーター) 「ニュースなどでもよく見たため」(27歳/男性) 「自分も考えることが多い話題だから」(23歳/女性/総務・人事・事務) 「社会問題で、いろんな場所で目にしたから」(38歳/女性/主婦) 「よくニュースでとりあげられていた」(36歳/女性/主婦) 「僕も同じ目にあっているから」(23歳/男性/パート・アルバイト) 「他の言葉もかなり流行したが、これが選ばれそう」(17歳/男性/学生・フリーター)
■第2位は選挙にも影響した「裏金問題」
第2位は、「裏金問題」。 自民党の政治資金パーティ券収入を巡る「裏金問題」も今年は世間を大きくにぎわせた。10月に行われた衆院選では、この影響もあり、裏金問題関与の自民党派閥候補者46人のうち、18人が当選したが、半数以上の28人が落選という厳しい選挙結果になった。 「日本国民として困る。国の担い手がそのようなことをしているのは問題外」(16歳/男性/学生・フリーター) 「政治家不信が加速した」(34歳/女性/会社経営・役員) 「最近のことでかなり話題になった。実際に選挙でも反映されていた」(36歳/男性/デザイン関係) 「最近の話題だから。ニュースでたくさん見た」(16歳/女性) 「世間を一番騒がせたと思う」(34歳/男性/総務・人事・事務) 「一番印象に残っている」(32歳/男性) 「連日ニュースで取り上げられ、岸田内閣が失速した要因の一つだった」(32歳/女性/営業・販売) 「これに関するニュースをよく見かけた。信じられない」(18歳/男性/学生・フリーター) 「大きな問題だから」(30歳/女性)