【BCダートマイル】逃げたテーオーサンドニは直線失速…2度目の米国遠征でG1初挑戦Vならず
◆ブリーダーズカップ・ダートマイル・G1(現地時間11月2日、米国デルマー競馬場・ダート1600メートル) 【データで見る】テーオーサンドニの血統、戦績 2日間にわたる米国競馬の祭典。2日目に行われた3歳以上によるダートのマイル王決定戦で、坂井瑠星騎手とコンビを組んだテーオーサンドニ(牡5歳、栗東・高柳大輔厩舎、父キタサンブラック)は13頭立ての9着に終わった。国内外を通じ、初のG1出走だった。優勝は、ジョエル・ロザリオ騎手とコンビを組んだ米国馬フルセラーノ(牡5歳、J・サドラー厩舎、父フルマスト)。 唯一の日本馬は2番枠から好スタートを切ってハナへ。ライバルが押し寄せてきた直線入り口では推進力が鈍り、直線で馬群に沈んだ。 2勝クラスに在籍していた今年5月に、米国のチャーチルダウンズ競馬場で行われたアリシーバS・G2(ダート1700メートル)で海外初出走。逃げて2着に粘り込んだ。帰国初戦となった前走の名鉄杯は13着と大敗したが、2度目の米国遠征挑戦だった。 同レースで日本馬は2021年にピンシャンが7着、ジャスパープリンスが8着に敗れている。
報知新聞社