南会津強盗致傷の被告男を追起訴 事件前に福島県内で複数回万引き
福島県南会津町の住宅に5月、押し入って現金などを奪ったとして強盗致傷などの罪で起訴されたベトナム国籍で群馬県藤岡市、無職の男(26)が、強盗事件の前日まで県内で万引を繰り返していたことが27日、分かった。福島地検は男を同日、窃盗の罪で追起訴した。 起訴状によると、26歳男は3月30日から強盗事件前日の5月12日までの間、会津若松市や喜多方市、田村市、白河市のドラッグストアでカミソリやサプリメントなど計46点(約22万円相当)を盗んだとしている。 26歳男とベトナム国籍の男(24)は5月13日夜~14日未明、南会津町の60代女性方に押し入り女性に暴行を加えてけがをさせ、現金2万円などを奪ったとして、福島地検に強盗致傷と住居侵入の罪で追起訴されていた。 また両被告は4~5月に栃木、群馬、長野各県の山あいで相次いだ強盗、強盗致傷事件で逮捕、起訴されている。
福島民友新聞社