年末年始の「帰省ブルー」どうする? “新たなスタイル”それぞれ自分の実家へ「セパレート帰省」が増加
■「この関係が続くなら婚姻関係自体も見直しを…」
また、セパレート帰省する予定の人の中には、「夫の兄弟が原因」という人も。 【セパレート帰省予定の人】「(夫の兄弟が)私(セパレート帰省予定の人)の実家にあいさつに行くと。(私は)別に来てほしくもないんだけどって。この家に嫁いだから我慢していたけど、もう我慢できなくなって。その関係が続くなら、婚姻関係自体も見直した方がいいんじゃないかなと。経済的に自立できるように転職活動しています」
■「セパレート帰省は嫌!」という声も
苦悩を訴える声がある一方、街では、「セパレート帰省は嫌!」という声も…。 【街の人・20代男性】「(結婚したら)一緒に帰りたい、向こうの実家に。ごはん食べさせてくれるから」 【街の人・60代夫】「(子供夫婦の帰省を)待ってる側からしたら寂しい…」 【街の人・60代妻】「“セパレート帰省”、勉強になりました」(Q.(子供から)「それもいいかも」と言われたら?)「うーん、却下ですね」 時代が流れ、多様化する「帰省」のカタチ。 それぞれの“価値観にあった帰省”が広がっているようです。
■既婚女性 義理の実家への帰省は日帰りが約8割
夫婦それぞれが自分の実家に帰省するセパレート帰省、いかかでしょうか。 【エッセイスト 犬山紙子さん】「いいと思いますよ。行く方も気を使うじゃないですか。私は相手の実家であぐらもかけるし、おならも出来るんです。それでも私もお母さんもお互いどこか気を使うところがあるので、我が家はホテルに泊まって、お互い気を遣わなくても大丈夫な感じにしています」 お子さんのいる既婚女性に聞くと、「帰省の予定は?」という質問に「帰省する」と答えた方は7割ほど、「帰省しない」という方は3割ほどの結果でした。 また、「義理の実家への帰省は日帰りですか?宿泊ですか?」という問いに対しては、実家の場合よりも、義理の実家に帰省する際「日帰り」が多くなっています。 ちなみに番組で意見を聞くと「家族より雑に扱われる」、親側からは「布団の用意が面倒くさい」という声がありました。 【犬山紙子さん】「もてなす側も家を掃除したりと大変だろうし、行く側も昔の価値観が残っているところだと、ずっと『仕事ないかな?』と疲れると思います」