【更年期、私の場合/読者編④】小夜子さん(54歳・理学療法士)の場合。50歳で突然感じた、得体の知れない不安とホットフラッシュ。HRTは友人にもすすめたい!
不安感、ホットフラッシュが治まった今は、ガラス工芸の習い事が楽しみ
HRTを開始してすぐに、漠然とした不安感やホットフラッシュが改善され、体調も症状も安定していると言う。 「以前に比べると、さまざまなことがおっくうになったり、時々手の関節に痛みがあったり、握力が低下したりと、加齢なのか更年期だからなのかわからない症状はありますが、これまで通り仕事はこなせているので様子を見ているところです。でも、友人たちと話していると、『更年期症状は我慢するもの』と思い込み、HRTでホルモン剤を使う=特別なことだと考える人が多いんです。まだまだ日本では正しい情報が知られていないんだなと感じます。私自身はHRTを始めてすぐにホットフラッシュが治まり、その効果を実感できているので、自信を持っておすすめしたいですね。劇的な変化というわけではありませんが、乾燥肌も落ち着いている感じがします」 日々の食事で食物繊維やさまざまな種類の乳酸菌をとるよう心がけている小夜子さん。最近は休日に通うガラス工芸教室が楽しみのひとつだ。 「無理のない範囲で外出する楽しみとして、習い事を始めました。1年ちょっと続けていますが、当時はなんとなく出かけるのがおっくうな時期だったので、毎週通うのは精神的に負担になると思ってチケット制の教室を探しました。今は、月に1~2回のペースで箸置きやアクセサリーを作って楽しんでいます。コロナ禍の影響でジム通いをやめてから体力が落ちているので、運動も再開したいなと考えているところです」
更年期のお悩み、閉経前後の不安はこの1冊で解決!! OurAge保存版「大人のからだバイブルvol.1 50人の更年期と閉経、私の場合。」 一緒に更年期を乗り切っていきましょう! イラスト/白ふくろう舎 取材・原文/国分美由紀