4年前閉園「チロルの森」 期間限定で営業へ きっかけは〝こども議会〟「チロルの森を復活させてほしい」の意見【長野・塩尻市】
4年前に閉園した塩尻市のテーマパーク「チロルの森」が27日から期間限定で復活します。きっかけは地域の子どもたちの声でした。 1999年にオープンした塩尻市のチロルの森は動物との触れ合いやアトラクションなどが人気のテーマパークでした。ピーク時には30万人の来園がありましたが、レジャーの多様化やコロナ禍の影響などで2020年11月に閉園しました。 営業再開のきっかけになったのは、3月に初めて開かれた市のこども議会。小学生が「チロルの森を復活させてほしい」と市長に求めました。その声が運営会社に届き期間限定での再開が決まりました。 営業は27日から9月1日までゴーカートや大型遊具も楽しめる他、地域の店舗やキッチンカーも出店する予定です。 チロルの森開設準備室の山本尚人さんは取材に対し「再開に伴い市民がボランティアで草刈りなど準備に当たってくれた。地域一丸となって盛り上がれることを大変うれしく思う」と話しました。