戦車に神主も登場!「鉄馬」は九州ライダーのお祭りだ!……〈多事走論〉from Nom
ホンダ開発者も視察(?)に来場していた
お祭り要素満載の鉄馬ですが、ここでレースの内容についても触れておきます。 参戦バイクは、鉄フレームが必須条件で、エンジンは空冷がメインですが水冷もあり、ホイールサイズも18インチが主流で、17インチも19インチもあり。 簡単に各クラスを紹介すると、 ① アイアンNK4:1990年以降に生産された4st4気筒400㏄の車両で、排気量アップは自由。CB400SFやZRX400が参戦。 ② アイアン モンスター18:1970~1989年に生産された650㏄以上の4st空冷4気筒で、ホイールサイズは18インチ以上。Z系、CB系、カタナなどが参戦し、鉄馬でもっとも多くのエントリーを集める人気クラス。 ③ アイアン モンスター400:1970~1989年に生産された4st空冷4気筒400㏄以下の車両。 ④ アイアン モンスター750:1970~1989年に生産された650~860㏄までの4st空冷4気筒の車両。ゼファー750もこのクラス。 ⑤ アイアン スポーツ:アイアンモンスター以外の4st国産4気筒・排気量600㏄以上の車両で、空冷・水冷は問わず。GSF1200、ZRX1100/1200、GPZ900Rなどが参戦。 ⑥ アイアン スポーツ エキスパート:クラスも排気量も関係ないオープンクラスで、国際ライダーの参戦も可能。鉄馬の最速クラス。 ⑦ アイアン モンスター17:1970~1989年に生産された4st空冷4気筒650㏄・17インチ以上の車両。XJR1200/1300などが参戦。 ⑧ Z900RS:Z900RSのワンメイククラス。 となっています。 イベントレースではありますが、参戦ライダーはそれぞれ満を持してこの日を待っていただけに、決勝レースは激しいバトルが繰り広げられ、今回もコーナーでの接触・転倒という場面もありました。 そんなレースを、元GPライダーで本WEBで「ノブ青木の上毛グランプリ新聞」を連載中の青木宣篤さんがレーシングアドバイザーとしてコントロールタワーから見守っていました。 ──空冷の大排気量車が我先にとコーナーへ飛び込んでいく姿は迫力満点! ──元GPライダーの青木さんが、レーシングアドバイザー&解説者としてコントロールタワーで見守っていた
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