江村美咲「たくさんの人が応援してくれていたんだと感じた」パリ五輪、パラオリンピック日本選手団応援感謝イベントに1万人
今夏のパリ五輪・パラリンピックの日本選手団による応援感謝イベントが30日、東京・日本橋で開催され、日本選手団旗手を務めたフェンシング女子の江村美咲(立飛ホールディングス)ら約100人が参加。沿道に集まった約1万人のファンに笑顔で手を振った。 「たくさんの人が応援してくれていたんだと感じた」。サーブル団体の銅メダリスト、江村は感慨を語った。「(2028年)ロス五輪では金メダルを獲得したい。パリでは試合を楽しむことができなかったので、そのリベンジをしたい」。 警備などの理由から、パレードの大掛かりな告知はできなかったが、約700メートルの中央通りには多くのファンがつめかけた。江村の両親も会場で娘の晴れ姿を見守った。 凱旋パレードは2012年ロンドン五輪後に初めて行われ、16年リオデジャネイロ大会後は初めてパラリンピックとの合同で実施。東京大会後はコロナ禍で行われず、今回は8年ぶりだった。 パリ大会の日本選手団は五輪が金メダル数、メダル総数ともに海外開催で最多を更新。パラも東京大会を上回る金メダル14個の活躍だった。江村は「ロスに向けて頑張りたい」と4年後へ気持ちを新たにした。(角かずみ)