〝どこまでも熱い漢〟ロッテ澤村が男泣き!後輩へ「引退おめでとう」込められた想いにファン涙
日本ハムは25日、鍵谷陽平(34)の引退セレモニーを試合終了後に実施。ロッテの澤村拓一がビデオメッセージで〝漢泣き〟するシーンが映し出されファンも涙を浮かべた。 ■〝どこまでも熱い漢〟言葉に詰まり大粒の涙を流す澤村【動画あり】 ロッテの広報カメラが澤村のビデオメッセージ撮影に密着。鍵谷の印象に残っているエピソードについては「エピソードというか、気は遣わないで心を遣ってくれるタイプでした」と心安い間柄であり、先輩後輩というよりも友人のような関係であったことを明かした。 引退の話を聞いて驚きがあったかとの問いには「この時期の(鍵谷からの)電話というのは何かしら察するものがあるので…」と涙ぐみながら語りだすと、「彼自身が北海道に帰るといった時も…」と振り返りながら言葉に詰まり―、大粒の涙を流しながら「北海道で終わるんだなって、僕自身も覚悟していたんで…北海道で終われたのは良かったんじゃないかなと思いますね」と応えた。 撮影を終えた澤村は「他人の引退でこんなに泣いてたら自分の引退やばいよね」と大笑い。「(けど)自分の引退の方が泣かないかもしれないですね」とインタビューを振り返った。 鍵谷へのビデオメッセージで「お疲れ様」ではなく「引退おめでとう」とコメントしたことについては、「彼が積み上げたものに対して『お疲れ様でした』じゃ寂しいじゃないですか。やってきたことに対しての御祝い事なんで」と理由を語っている。 澤村の撮影での様子をロッテの公式YouTubeが紹介。「どこまで熱い漢なんだ…」「ハムファンですがとても愛のあるメッセージ、感動しました」「引退はお疲れさまじゃなくて おめでとうって祝い事だよなんていい言葉だね」「涙腺が抑えられませんでした」などのコメントが寄せられた。 澤村は鍵谷と共に中央大出身で2学年先輩。鍵谷は2019年日本ハムから巨人にトレードで入団し、澤村がロッテにトレードされる20年9月まで共にプレーした。
西日本新聞社