【MLB】レイズが右腕ラスムッセンと契約延長 2年850万ドルとの報道 最大3年総額2800万ドルに
日本時間1月8日、レイズは右腕ドリュー・ラスムッセンと2年間の契約延長に合意したことを発表した。米公式サイト「MLB.com」によると、2年間でラスムッセンに保証される金額は850万ドルで、2027年のオプションが行使されたうえで、ラスムッセンが投球イニング数などの条件をクリアした場合、3年間の総額は最大2800万ドルになるという。2023年に右ひじの手術を受け、昨季はリリーフがメインとなっていたラスムッセンだが、今季は先発復帰を目指している。 【特集】2024年オフシーズンの移籍情報まとめ 現在29歳のラスムッセンは2020年にブリュワーズでメジャーデビューし、2021年5月にウィリー・アダメスとのトレードでレイズへ移籍。2022年は28試合に先発して11勝7敗、防御率2.84という自己最高の成績を残し、キャリアハイのシーズンとなった。翌2023年も8先発で4勝2敗、防御率2.62と好スタートを切ったが、右ひじのインターナル・ブレイス手術で離脱。2016年3月と2017年8月にトミー・ジョン手術を経験しており、右ひじの大きな手術は3度目となった。 昨年8月に戦列復帰を果たし、16試合(うち4先発)に登板。0勝2敗1セーブ、3ホールド、防御率2.83とまずまずの成績を残し、今季に向けた試運転を済ませた。レイズは故障明けの投手が多いことを考慮して、今季は6人制のローテーションを採用する可能性があり、ラスムッセンもその一角を担うことが期待されている。 なお、ラスムッセンはFAまであと2年となっており、今回の2年契約はその2年間をカバーするもの。サインボーナス50万ドル、今季の年俸200万ドル、来季の年俸550万ドル、オプションのバイアウト50万ドルを合計し、2年850万ドルの契約となっている。なお、2027年の球団オプションは年俸800万ドルだが、ラスムッセンが投球イニング数や健康維持に関する条件をクリアした場合、最大で2000万ドルまで増額される。よって、今回の契約は2年850万ドルがベースで、最大3年2800万ドルの契約となる。