RCランスで偉業を成し遂げて「血と黄金」の魂となったコートジボワール代表フォファナ【現地発】
MVP投票ではエムバペとメッシに続く3位に入った
22年8月31日、大観衆に見守られて本拠地スタッド・ボラール・ドゥルリスで25年まで契約を延長したフォファナ(中央)。(C) Getty Images
リーグ・アンを2位で終え、2023-2024シーズンのCL本選出場権を獲得したのは昇格3年目のRCランス。サン・エ・オール(血と黄金)の愛称を持つこのクラブを高みに導いたのは、もはや魂となったセントラルMFだ。(文:フランソワ・ヴェルドネ/訳:結城麻里 2023年6月15日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック フランス』を転載) ―――◆―――◆――― RCランスが2022-2023シーズンのリーグ・アンを2位でフィニッシュできたのは、なによりも素晴らしいその組織力のおかげだった。 2020年2月からチームを率いるフランク・エーズ監督の下、2019-2020シーズンのリーグ・ドゥ(2部)で2位に入ってから、1部昇格3シーズン目にしてチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージからの出場権獲得という偉業を成し遂げたのだ。 この偉業は、
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