【ONE】ブルックスが初回一本勝ちでストロー級暫定王者に。正規王者パシオ、フライ級王者デメトリアス・ジョンソン、そして和田竜光を指名!
ONE Fight Night 25: Brooks vs. Balart 2024年8月3日(土)タイ・ルンピニー・スタジアム 【写真】前日計量で、胸を叩く体重超過のバラートにブルックスはおいおいという表情 ▼第12試合 暫定ストロー級MMA世界タイトルマッチ 5分3R ※キャッチウェイト(126ポンド/57.15kg) 〇ジャレッド・ブルックス(米国) [1R 4分39秒 リアネイキドチョーク] ×グスタボ・バラート(キューバ)※体重超過 ※ブルックスがストロー級暫定王者に ブルックスは、PANCRASEで活躍後、一階級上のUFCフライ級で2勝2敗。2019年12月の『BELLATOR JAPAN』で、越智晴雄に判定勝利。2021年11月にONEに初参戦すると、リト・アディワン、箕輪ひろば、ボカン・マスンヤネを撃破しランキング1位に浮上。当時の王者ジョシュア・パシオに判定勝ちし、ONE世界ストロー級新王者となった。しかし、2024年3月の初防衛戦で挑戦者ジョシュア・パシオに頭から落とすスパイキングを見舞い、「DQ(DisQualified)」で失格となって王座を失った。 バラートは、2012年ロンドン五輪グレコローマンレスリング55kg級ベスト8から2015年にMMA転向。これまで3人の日本人選手と対戦し、2019年4月に和田竜光に判定負けも、2021年7月に澤田龍人を判定で下すと、2022年4月に猿田洋祐にも判定勝ち。2022年10月にはアレックス・シウバの寝技を凌いでスプリット判定を制し、2024年1月には箕輪ひろばにもスプリット判定で勝利して現在4連勝中だ。 前日計量でバラートが時間内に計量/ハイドレーションテストを通過できず、試合はキャッチウェイト(126ポンド/57.15kg)で行われ、ブルックスが勝利した場合のみ、ONEストロー級MMA暫定世界王座を獲得する。バラートが勝利した場合、白星はつくがベルトは獲得できない。また、バラートのファイトマネーの25%がブルックスに渡される。 1R、開始すぐに詰めてブルックスは右ハイでバラートの上体を上げさせてダブルレッグテイクダウン! 立つバラートに首投げテイクダウンも決めるブルックスだが、スクランブルから上はバラート。クローズドガードの中から腹に拳を突く。いったん突き放したブルックスは、立ち上がりから大外気味に倒したブルックスは、4の字ロックから右腕でリアネイキドチョークへ! いったんはアゴ上で防いでいたバラートだが、左腕に組み変えたブルックスが喉下に入れてパームトゥパームで絞めると、その組み手を剥がそうとしたバラートだが、タップ。 黒帯を巻かれ、暫定ベルトを肩にかけたブルックス。試合後、ブルックスはジョシュア・パシオ、デメトリアス・ジョンソン、そして和田竜光の名前を上げた。
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