「LUUP返却できない、深夜の寒空で絶望」 電動キックボードの"返却できないトラブル"発生も"運営は沈黙"
■“LUUP返却できない騒動”について運営会社に取材を申し込むと…
LUUP側では、どうしても利用の終了ができない場合の対応として、問い合わせフォームに停車した場所などを報告すれば「その場から離れて構わない」と案内しているが、 「翌朝にはポートではない場所で放置されている“野良LUUP”の目撃報告も。また、『どうしても返却ができない場合は問い合わせフォームに報告すれば放置していい』という運用ルールを知らなかったユーザーも少なくなかったようで、カスタマーセンターともつながらず、どうしたらいいかわからないと戸惑う声もありました。時間が時間だっただけに、終電を逃したという報告も散見されました……」(前出のウェブメディア編集者) 実際にXを見てみると、 《LUUP返却したいのにエラーでできない 寒空の中で絶望してる》 《LUUP不具合で返却できない ライドが終了されず金額が加算され続けてる》 《LUUPの返却処理が反応しない サポートボットも応答なし》 など、気温が一気に下がった同日深夜に起こった突然のトラブルに戸惑うユーザーの声が上がっている。 25日時点で『LUUP』の公式SNSや、運営会社である株式会社Luupの公式サイトなどで、今回のトラブルに関する言及は見当たらない。何か情報を発信してもいいものだが……。 そこで本サイトは、運営元に対し、「原因は何だったのか」「影響範囲と規模はどれぐらいだったのか」「サポート体制はどうなっているか」「公式SNS等でユーザーへの説明はしないのか」といった点に関して質問状を送付したが、期日までに回答はなかった。 X上では≪こういう大障害が発生したというクリティカルな情報を、ニュース欄でもSNSでも一切告知しないのがLUUPです≫といった皮肉めいたコメントも見られる。 都心での利便性は非常に高いが、免許や本格的な講習なしに利用できてしまうため、危険運転や交通違反が目立つと指摘されることも多く、批判的な見方も強まるLUUP。 法を順守した安全な運転をユーザーが心がけることは当然ながら、利用者が安心して使えるサービスにもなってほしいものだ。
ピンズバNEWS編集部