試作品で開発者が妊活成功!思春期から更年期まで女性のリズムに寄り添う「わたしの温度®」開発者インタビュー
実際に使っているみなさんの声
廣瀬:「わたしの温度®」を使っていらっしゃるユーザーは、現在のところ妊活をされている方が大半です。「すごく楽」と言うお声をいただくことが多いです。妊活を終えられた方たちからも「もっと早く知りたかった、知っていたら絶対に使ったのに」と言われます。 また、ウェルエイジング(更年期)、ビューティー&PMSモードでお使いいただいている方もいらっしゃいます。 更年期になる少し前の時期から使っていただいていると、徐々に生理の周期が乱れてくるのが分かるので、心の準備ができます。また、PMS で悩まれている方も、次の生理日がいつ来るか予測ができるので、身体に変化が起こるまえに気づくことができる、準備ができるというお声をいただいています。
月経随伴症状による「働く女性の労働損失額」は年間約5千億円
都成:企業向けに、女性の労働損失の改善をする目的で「わたしの温度®」を活用した実証実験を行っている最中です。女性が赤ちゃんを産んだあとも社会復帰できる社会にするということ、そして年を重ねていってオトナサローネ世代に進んで「苦しい」「負担がある」「管理職になっちゃった」という葛藤があるなかで、どうやって楽になれるか、周囲の女性も楽になれるか……そういったことを考えた上での策を出さなくてはならないと思っています。 今年、経産省の公募事業に採択され、実際の企業フィールドを使わせて頂き実証実験を進めています。 実際に「わたしの温度®」を使ってもらい、ご自身のリズムを把握してもらうのです。まずデバイスでご自身の温度を把握した上で、産婦人科医の先生の研修を受けていただきます。 場合によっては相談サービス(「わたしの温度®」のアプリについているサービスで、産婦人科医や小児科医にオンラインで医療相談できる機能)も使っていただいたり、パートナーとも情報を共有していただいたりします。 この実証実験は今年度中に完了するのですが、良好な結果が得られている状況です。来年度には商用化サービスも検討しています。 月経随伴症状による「働く女性の労働損失額」は年間約5千億円と言われているなかで、働く女性に対しての新しいサービス提案や、トータル的なソリューションをやっていきたいと思っています。