日産、2019年3月期決算を発表(全文4完)外形的な統合には否定的
西川社長「徐々に徐々に回復をしていく」
あとで【事業対応コスト 00:49:27】がどのぐらい入ってるか、ちょっと軽部のほうからお話を申し上げますけども、そういう状態の中で底であるということで、これは逆に言いますと、なんて言いますかね、この状態から20年度以降、徐々に徐々に回復をしていくということで、例えば米国において今ここでまたフリート販売をして、台数をストレッチをすれば、当然、数十億等、200億等の無理やりの収益は出てきますけども、そういうことをあまりやらずに、ここは少し耐えて良くしていこうということで、底打ちということで進めたいというふうに思っております。 コストのほうも実は先ほど申し上げたとおり、今年度の後半から徐々に、今まで仕込んだ車が出てまいりまして、そういう意味では今の状況からより良い状況に変わっていくということを、コストとレベニューの関係が良い状況に変わっていくということを想定しておりますので、ここも改善をしていくというふうに考えております。 従って、やはり、踊り場と言っては低過ぎますけども、ここはやっぱり底で、18年、19年は、ちょっとここはご容赦いただいて、次のリカバリーに【サン*** 00:51:00】していただきたいというのが本音でございます。 軽部:今、ご質問いただいた構造改革表ですけども、これ、営業利益なので、日本基準の場合、あまり営業利益、構造改革表っていうのはあまり影響してこないと思うんです。後ほど、今回開示している19年度の数字を見ていただくと、1行、退職加算金というのがあって、約400億ぐらい、18年度の年度末でそのための準備をさせていただいております。 司会:それでは今度、一番前、こっち側の前の。
どこのタイミングでバトンタッチすべきだと考えているのか
読売新聞:すいません、読売新聞の【ナカジマ 00:51:44】と申します。西川社長の進退についてお伺いしたいんですけれども、業績がここまで落ちてこられて、これから2年3年掛けて回復されるというふうにおっしゃってましたけれども、逆に言えば、ここまで落ちるところをずっと西川さんの下で経営してきてこうなったという見方もあると思います。 新しい体制を今、検討されていて、これから刷新していくというところを考えると、ゴーン前会長に近かった西川さんもお辞めになって、まるっきり新しくするほうがいいというふうな見方もあると思います。その点を踏まえて、西川さんが今どこのタイミングで、一番バトンタッチをすべきだと、するのがいいかというふうに考えているのかを教えていただきたいと思います。 西川:これは私、前から申し上げてるとおり、今回の業績は大変申し訳ない結果であるというふうに思っておりますけども、やっぱりまず先ほど申し上げた新しいスタートですね、ここをまず切るとこまではなんとかやっていきたいというふうに思ってやってまいりました。前から申し上げてるとおり、取るべき責任とやるべき責任ということを申し上げておりましたんで、そういう中で、ぜひ会社の建て直しを進めたいということでやってきたというつもりでありまして、その姿勢は変わっておりません。 私の進退については、もちろんこれは、タイミングとしては私が決めるべきことでもありますけども、実際にはこれは取締役会の信任をいただいて、そしてその株主さんの信任をいただいて続けるということでございますけども、しかるべきタイミングに後継者にバトンタッチをするということを申し上げるということ、今日の段階ではそれ以上は申し上げられないということで、ご勘弁いただければと思います。 司会:はい。Seanさん。