全国大学ラグビー選手権準々決勝 京都産業大学が4年連続ベスト4進出!
関西大学ラグビーAリーグ2位の京都産業大学が、全国大学ラグビー選手権ベスト4をかけ、準々決勝に挑みました。 悲願の全国初優勝を目指す京産大の相手は、関東大学リーグ戦1部で7シーズンぶりの優勝を果たした大東文化大学です。 この試合、京産大の華麗なランとパスが光りました。 相手のキックをキャッチしたウイングの西がカウンターを仕掛けます。 外にいたフランカーの平野にボールが渡ると、最後は内側のロック・石橋につなぎ先制のトライ! フォワード・バックスが一体となった攻撃を見せます。 このトライで勢いに乗った京産大は前半13分、センターのナブラギが相手のタックルを受けながらもウイングの西にボールを繋ぎます。 再び内にサポートしていたナブラギにパスが渡り、連続トライをあげます。 京産大の強力フォワードも強さを発揮します。 相手陣ゴール前のラインアウトから得意のモールで押し込み、トライ! さらにこの日、プレースキッカーをつとめたスクラムハーフの土永が難しい角度からのコンバージョンゴールを決め、チームはさらに勢いに乗ります。 京産大は前半を通して、アタック・ディフェンスともに、関東リーグ チャンピオンの大東文化大を圧倒、前半を40-0の大差で折り返します。 後半に入っても京産大は、持ち味の強力フォワードのドライビングモールでトライをあげるなど、攻撃の手をゆるめません。 前後半あわせて9トライを奪う大勝で、関西勢の強さを見せつけた京産大、4年連続のベスト4進出を決めました。 【声】京都産業大学 辻野隼大 主将 「前半フォワードが前に出てくれて、バックスで良いボールを繋ぐことができて、敵陣でスコアすることができて良い流れで、ゲーム展開を進めることができたんですけど、後半中々リザーブメンバーが出場したところで、うまくいかない時間帯が多くてそこが課題かなと思います。 ここまでの2戦で京産大ラグビー部の自信を取り戻しましたし、あとはチャレンジするだけなので、そこは自信もって挑めば、良い結果がついてくるんじゃないかなと思うので(ベスト4の)壁を超えます」