「しばらく安泰だろう」鎌田大地所属のC・パレス監督は解任危機を回避!? トッテナム戦の勝利を機に悪いムードを変えられるか
日本代表MF鎌田大地が所属する、クリスタル・パレスのオリバー・グラスナー監督は、当面の解任危機を乗り越えたようだ。27日に行われたトッテナムとの一戦で、リーグ戦の初勝利を挙げたクラブは、これから調子を上げていくことができるだろうか。イギリスメディア『Football Insider』が現地時間29日に現状を伝えた。 【写真】クリスタル・パレス、最新年俸ランキング 鎌田が88分に登場したこの試合では、守護神ディーン・ヘンダーソンがビッグセーブを連発し、先発に復帰したFWジャン・フィリップ・マテタの虎の子の1点を守り抜いた。今季これまで8戦未勝利だったチームにとって、待望の勝ち点3。解任が現実味を帯びていたグラスナー監督にとっても、周囲の論調を変える大きな勝利となった。試合後、監督は自信の将来について語り、パレスでの未来に不安はないこと、またスティーブ・パリッシュ会長との関係も良好であることを強調した。 サッカー界に幅広い人脈を持つミック・ブラウン氏は、「監督が救世主的な扱いを受けていたとしても、数試合結果が振るわなければ、不満が蓄積し、人々は解任を噂し始める。これがフットボールであり、これこそがクラブの運営方法だ。パレスも同じことだが、あの勝利の後、グラスナー監督はしばらく安泰だろう」と、今後の展望について『Football Insider』に語っている。次の試合は日本時間31日午前4時45分にキックオフするアストン・ビラとのカップ戦だが、チームの安泰ぶりを示せるだろうか。
フットボールチャンネル編集部