家族4人で海外移住をして1年の私が「日本に居たときにやっておけば…」と後悔していること<マンガ>
海外移住の先はどうしていくのか?
ねこ田さんの旦那さんは、現在デジタルノマドビザ(フリーランサーやリモートワーカーに向けた長期滞在ビザ)を取得し、リモート勤務で日本の企業に務めています。このビザは最長2年というルールのため、ねこ田家もこの移住生活は2年で帰国というゴールを決めています。 現在移住から約1年たち、半分ほどが経過したわけですが、移住の先の計画については、ご自身やお子さんはどう考えているのでしょう。 「今のところは、2年で一旦帰国することを決めています。その後また渡航するかは、その時になってから考えます。夫は渡航前はいろいろ夢を抱いていたみたいですが、根っこは日本が好きな人なので『また行こう』といった発想にはならないかもしれません。 母子で行くにしても、夫が子ども大好きだから難しいかも。私個人としてはいろいろな場所へ行きたいですが、こればかりは家族の同意がなかったら実現は難しいですね。帰ってきて『また行きたい』となったら、そこから手段を考えていきます。 私自身は8歳から3年間アメリカに渡航し、その後日本で暮らしています。当時の知識や経験、そこでの価値観はずっと残っています。2年であれば英語をマスターしきるのは難しくても、経験や価値観が残っているのであれば、それはそれでOKだと思っています」
子どもが「帰国したくない」と言い出したら?
では、子ども自身が帰国時にやっぱりマレーシアに居たいと主張した場合は、どうするのでしょう。 「子どもがマレーシアに居たいと言った場合も、ひとまず帰国はするつもりです。『日本を見てからもう一度考えましょう』って、そこは向き合って話し合いますね。帰国して日本の生活を見てからでないと、比較する対象がないから良いも悪いもわからないと思うのです。もしかしたら、今の環境を変えたくないだけで言っていることもありますし。 本人たちが中高生くらいになり、自分で考えて答えを出せるような年齢になったときに、『やっぱり日本は合わない』ってなったら、その時もう一度考えて、選択すると思います」