「アンチエイジングは嘘」56歳有名俳優がすっぴんにこだわる理由
ドラマ『ベイウォッチ』で一躍有名になったモデル・俳優のパメラ・アンダーソン。キャットラインやオーバーリップなど、セクシーなメイクやファッションがトレードマークだった彼女は、昨年10月のパリ・ファッションウィークにすっぴんで登場したことが話題に。 【写真】パメラには「超ド派手メイク」時代も その後も、ファッションアワードやアカデミー賞などの公の場で度々ノーメイクの姿を披露しています。 現在56歳のパメラは、今年3月、Instagramでもモノクロのすっぴん姿の写真を投稿。歳を重ねることへの想いについてシェアしています。
「人生は謙虚さを教えてくれます。歳を重ねるにつれ、大きなものを求めるのではなく、小さなものに感謝できるようになるんです。一人の時間、十分な睡眠、健康な食事、長い散歩、愛する人との時間…シンプルであることが最終的なゴールです」 またパメラは『ザ・オープン・ジャーナル』で、美容ルーティンも以前よりシンプルになったとコメント。最も重要なのは、乾燥を防いでくれる製品を手の届きやすい場所に置くことで、ローズミストは冷蔵庫に保管、リップバームは常に携帯し、気がついたときに保湿するようにしているそう。そして何より大切なのは自分らしくあることだと話しました。
今年2月に行われた『グラマー』でのインタビューでは、“年齢”について次のように持論を展開。スキンケアだけではなく、自身の考え方にも変化があったと言います。 「アンチエイジングは嘘。どうあがいたって私たちは歳をとるし、何事も変化する。そこにユーモアを見つけられた方がいいと思います」 昨年から彼女がノーメイクの姿を披露しているのは、「今の自分を受け入れたい」という想いから。昨年2月のInstagramでの投稿でも、胸の内を明かしています。
「いっそそばかすを見せたい。歳を重ねるのは楽しいし、安心します。それにある一定の年齢を超えると、メイクをしないほうが若くフレッシュに見える。これが私だし、今の私が好きなんです」 “年を重ねること”をポジティブにとらえているパメラ。彼女の届けてくれるメッセージに、勇気づけられている人も多いはず。
Translation: Haruka Theil