【セイコー“クレドール”50周年】創成期の文字盤をアップデートした限定モデル
1969年より貴金属を主体としたさまざまな高級時計を“特選腕時計”という名で発表してきたセイコーが、そのコレクションのなかから1974年に誕生させたブランド“クレドール”。その名前はフランス語で“黄金の頂き(CRÊTE Dʼ OR)”を意味し、日本初の高級ドレスウオッチブランドとして、日本の美意識と匠の技による最高級の品質と究極の美しさを持つ時計を提供している。 【“クレドール”50周年記念 ゴールドフェザー U.T.D. 限定モデルの画像を見る】 そんなクレドールの誕生50周年記念モデルが、“着け心地が羽根に触れたように上品で柔らかい”ことをデザインコンセプトとする“ゴールドフェザー”シリーズにラインナップされた。厚さ1.98mmの極薄機械式ムーヴメント“キャリバー68系”を搭載した薄型メカニカルウオッチ“U.T.D.(Ultra Thin Dress)”に位置づけられ、エレガントでありつつ、現代のドレスウオッチとしてふさわしいスペックとデザインが与えられた。
優美な球面状の文字盤は、クレドール創成期を代表するモデルのデザインをベースに、和紙のような風合いのパターンを現代的にアレンジ。また、職人の手書き版下による繊細優美なローマ数字のインデックスを再現するため、当時の印刷技術を復活させるとともに現代の技法も取り入れ、当時よりも立体的で艶やかなインデックスにアップデートされている。 羽根の軸のような形状の時分針には、中央に細い線を印刷。分針は文字盤のカーブにそって曲げることで、より高い視認性を確保。シースルーバック仕様の裏ブタからは、テンパー仕上げが施されたねじの鮮やかなブルーと美しく仕上げられたムーヴメントを眺めることができる。価格は121万円。 【問い合わせ先】 セイコーウオッチ お客様相談室(クレドール) TEL.0120-302-617
文◎Watch LIFE NEWS編集部