山口県内15日は1月並みの最高気温 冷え込み本格的に 寒い日の必需品カイロ 効果的な貼り方は…背中にウサギの頭と耳を作る「うさぎ貼り」
山口県内は15日、11の観測地点で最高気温が1桁にとどまりました。山口市徳佐では5.5度ともっとも寒い時期を下回りました。 【写真でみる】うさぎ貼り、はさみ貼り、二枚貼り…効果的なカイロの貼り方 こんな日に外出時、ほしくなるのがカイロ。 ここでは、寒い日の味方カイロの豆知識をご紹介します。冷えたカラダを温めてくれる、カイロ。江戸時代、「温石」という囲炉裏やたき火で温めた石を布にくるんだものを懐に入れて、体を温めていたことがはじまりとされています。 そんなカイロですが、いったいどこに貼れば効率的に体を温められるか、ご存知ですか?貼り方ひとつで温かさが全然違うそうです。 そもそもカイロがなぜ温かくなるのか、ご存知ですか?カイロは、袋の中に鉄粉が入っています。この鉄が、酸素と結びついて化学反応を起こすときに生じる熱で温かくなるんです。 ■どこに貼ると、どこを温められるのか? まず、下半身の冷えには今年の干支、『うさぎ』貼りです! 背中側、腰のあたりに普通サイズのカイロを『横向き』に1枚、その上にミニサイズのカイロを『縦向き』で2枚貼ります。こう貼ると、うさぎの頭のように見えるので『うさぎ貼り』と呼んでいるそうですが、背骨をくるむように走る脊柱起立筋を集中的に温めることで、下半身が温まるそうです。 続いて、おなかの中からの冷えには『はさみ貼り』。おなか側、下腹の位置に普通サイズのカイロを1枚、背中側、腰の位置に1枚、いずれも横向きでおなかの中を挟むように貼ると効果的だそうです。 そして、全身をまんべんなく温めたい方には『2枚貼り』。背中側、肩甲骨の間に1枚、そして腰にもう1枚横向きで貼る『2枚貼り』がおすすめということです。 寒さ対策にカイロを取り入れてみてはいかがでしょうか。 (2023年1月 テレビ山口「mix」取材協力:小林製薬)
テレビ山口