鄭が4強入り サバレンカは3連勝逃す WTAファイナルズ
【AFP=時事】女子テニスのシーズン最終戦、WTAファイナルズ(2024 WTA Finals)は6日、サウジアラビア・リヤドでシングルスのラウンドロビン2試合が行われ、大会第7シードの鄭欽文(Zheng Qinwen、中国)は6‐1、6‐1で第4シードのジャスミン・パオリーニ(Jasmine Paolini、イタリア)を下し、準決勝進出を決めた。 【写真】健闘をたたえ合うサバレンカとルバキナ パリ五輪金メダルの鄭は、躍進を果たした今季の好調ぶりを維持しており、67分でパオリーニを下してここ35試合で30勝目を挙げた。 また、第5シードのエレナ・ルバキナ(Elena Rybakina、カザフスタン)は、すでに4強入りを決めている第1シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)を6‐4、3‐6、6‐1で破り、一矢を報いた。開幕2連敗を喫してすでに敗退が決まっている中、アレルギーや不眠症、背中のけがなどで下半期を棒に振っていたリバキナにとっては、自信の回復につながる白星となった。 一方で大会主催者はこの日、第6シードのジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)が左ひざの負傷により棄権を申し出たと発表した。昨年大会で準優勝を果たしたペグラも開幕2戦で連続のストレート負けを喫しており、準決勝進出の可能性は断たれていた。 7日のラウンドロビン最終戦ではイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)との対戦が控えていたが、代替選手としてダリア・カサキナ(Daria Kasatkina)の出場が決まっている。【翻訳編集】 AFPBB News