【約束の日】31年続いたカントリーミュージックの祭典『カントリーゴールド』が5年ぶりに復活 伝説のシンガー・チャーリー永谷さん(88)に密着
70年近いキャリア ファンを『友人』
会場には2世代のファンも多く訪れていた。高齢になった親を連れて、孫と一緒に…。チャーリーさんは『約束の日』を支え続けてきた人々をくまなく回っていた。 信じられないかもしれないが、チャーリーさんは5年ぶりに会ったファンでも、名前とどこの県から来たかをスラスラと口にする。 チャーリーさんは「名前を聞いて、住所の番地までは覚えてないけど、東京のどことか、大阪のどことか、町くらいまでは覚えている。昔5000枚も6000枚も暑中見舞いと年賀状を書いていたから」と話す。 来場者一人一人に便りを出し、コツコツとチケットを販売してきたチャーリーさん。70年近いキャリアのレジェンドはファンを『友人』と呼び、アメリカ国内33の州で名誉州民の称号を授けられている。
チャーリーさん「あと50年は頑張る」
5年ぶりに立つアスペクタのステージ。31年愛され続けてきた『約束の日』が終わることはない。 訪れたファンは「言葉が出ないくらい楽しかったです」や「初めてカントリーミュージックを聴いて、素朴な音楽と阿蘇の風景に癒やされました」と話す。 チャーリーさんは「ウクライナとかいろいろあるじゃないですか。僕が行って、カントリーミュージックを広げようと思う。そしたら平和になりますよ。プーチン大統領の前で歌ったら絶対平和になる。あと50年は頑張りますので」と話し、平和を願う伝説のシンガーとカントリーを愛する人々の『約束の日』はきっと、いつまでも続いていく。 (テレビ熊本)
テレビ熊本