「ディンプルの小さな所で打つと入る確率上がります」U-25世代ストロークセルフ解説/川崎春花
―左手は伸びているほうがいい? そのほうが左手で振れる感じはありますね。両手をもっと近づけて握ってみたのですが、それだとクロスハンドでも右手が悪さをする感じがあったので、私はちょっと離しているほうが合いましたね。 ―ではそのグリップチェンジが上手くいっている?(ニチレイで4位。その後3勝を挙げた) そうですね。最初ニチレイの試合中はまだクロスにしきるのも不安だったので、「順手もクロスも併用」と思ってスタートしたんです。けど、順手でパットした2回とも外れて、「もうえぇわ」と思ってクロスハンドに踏み切りました。それ以来ずっとクロスです。
―ボール位置は? ちょっと左寄りですね。左目の下あたりですかね。 ―ボールとの距離は? 近いほうが好きです。手をストンと落そして構えて、その先にボールがあるイメージ。ボールとの距離が離れると右手に力が入っちゃうんですよ。左手もぎこちなくなる。ですからちょっと近くに立って。そうしたらいい感じに脱力できます。
―カップまでの距離感はどうやって作っていますか? グリーンに乗ったら、まずはカップまで歩測します。そしてカップから逆算してラインを作ります。その際に球のスピードを頑張ってイメージする。ボールの所に戻って曲がりの頂点に向かってボールの線を合わせ、イメージを持ったままボールの横で素振りします。この距離はこの振り幅っていう決まりは無くて、ラインとスピードのイメージから勝手に振り幅が決まる感じですかね。 ―毎回ラインとスピードのイメージが湧いてくる? 勝った試合なんかはイメージ出ていましたが、実際あんまりイメージ湧かない時もありますよ。そんな時は、「あそこまで打つ」とかって決めて、あそこまで打てば最後転がっていくかなぁと考えてやっています。 ―いわゆるタップ式のような、インパクトでバチンと打って距離感を作るタイプではない? なんかそれ、結構私はダメなんです。パンチ入って大オーバーとかがあるタイプなので。ですからやっぱり手に力が入った時は、あんまり距離感が良くないことが多いですね。 ◇◇◇◇