早くも注目? 今オフのFA有力野手6人
佐野恵太(横浜DeNAベイスターズ)
・投打:右投左打 ・身長/体重:178cm/88kg ・生年月日:1994年11月28日 ・経歴:広陵高 - 明治大 ・ドラフト:2016年ドラフト9位 2023年は4年ぶりに打率3割を逃すなど、不本意なシーズンとなった佐野恵太。2024年は復活を目指すシーズンとなる一方、国内FA権の取得が濃厚となっている。 2016年ドラフト9位で横浜DeNAベイスターズに入団。プロ3年目の2019年に代打を中心に出場機会を増やし、打率.295(規定未満)、5本塁打の好成績を残した。 翌2020年にはメジャー移籍した筒香嘉智の後釜として4番打者に抜擢。同年は打率.328、20本塁打、69打点と期待に応える活躍を見せ、首位打者に輝いた。 その後も主軸打者として打線を牽引し、2022年には最多安打(161本)のタイトルを獲得。ところが、2023年は打撃不振に陥り、141試合出場も打率.264、13本塁打、65打点と数字を落とした。 2024年で国内FA権を取得する見込みとなっているが、2023年オフは単年契約を選択。仮にFA宣言となれば、争奪戦に発展する可能性も大いに考えられる存在だ。
大城卓三(読売ジャイアンツ)
・投打:右投左打 ・身長/体重:187cm/90kg ・生年月日:1993年2月11日 ・経歴:東海大相模高 - 東海大 - NTT西日本 ・ドラフト:2017年ドラフト3位 球界屈指の“打てる捕手”として、読売ジャイアンツの正捕手に君臨する大城卓三。2024年に国内FA権を取得する見込みとなっており、仮にFA宣言となれば、争奪戦必至となるだろう。 NTT西日本から2017年ドラフト3位で巨人に入団すると、ルーキーイヤーから83試合に出場。翌2019年には打撃を買われ、一塁手としても出場機会を増やした。 2020年からは正捕手の座を掴むと、同年は打率.270、9本塁打、41打点の活躍でベストナインを受賞。 2023年には第5回WBCの日本代表に選出。レギュラーシーズンでは134試合出場、打率.281、16本塁打、55打点とキャリアハイの数字を残し、2度目のベストナインに輝いた。 プロ入り当初から課題に挙げられていた盗塁阻止率も、レギュラー定着以降は安定した数字を記録しており、攻守で高いレベルを誇る。 順調に行けば、2024年で国内FA権の取得条件を満たすが、2023年オフは単年契約で更改。早くも去就に注目が集まっている。