土日1日6台限定の幻のパフェ。表参道の緑豊かなレストラン「Gentle Dining」で楽しむ至高の味
その時期の旬のフルーツ、それに合わせた食材の組み合わせ方は、日本、フランス、シンガポール等で腕を振った渕上シェフの今までの経験が一つのパフェに盛り込まれています。
テーマによって合わせる三種類のパフェグラス
パフェグラスにもシェフの想いが隠されています。 渕上シェフ 「カクテルグラス、ワイングラスなど3種類のグラスをパフェのテーマに合わせて使い分けています。例えば3月に出したイースターエッグハントのパフェは、カクテルグラスを木に見立てて、鳥の巣を作り、その上にイースターの象徴であるたまご型のムースをのせました」 またワイングラスを使う時は、ボトムとトップでテーマを変え、一つのパフェで二つの味が楽しめるような工夫もされているのだそう。パフェグラスを使い分けるこだわりっぷりは、渕上シェフが本気でパフェに向き合っている姿勢がよくわかります。
初夏にぴったり。実山椒の清涼感が混じり合う「宮崎マンゴーパフェ」
今回取材時に提供されていた、6月のパフェ「宮崎マンゴーパフェ」。 トップにはマンゴーとプラリネクリームを乗せたミルフィーユ、グラスの中にはパッションフルーツのソルベやマンゴープリンが入った二つのテーマが一つのグラスに表現した仕立てに。
渕上さん 「マンゴーやパッションフルーツのソルベ、プラリネのミルフィーユだけだと味が単調になるので、実山椒をアクセントに使いました。またマンゴーには東南アジアの食材が合うのでジャスミンティーゼリーを合わせています」
トップのミルフィーユには茹でた実山椒を、ボトムのパンナコッタには香りづけに使われていて、ぴりっとした辛さや独特の香りがアクセントになっています。プラリネもナッツから焙煎しているそうで、アーモンドの香りも口の中に広がります。 まず瑞々しいフレッシュなマンゴーを味わい、パイの食感がたまらないミルフィーユ、そしてひんやりとしたアイス、マンゴープリンと重たいものから軽いものへと移り変わるグラデーションがたまりません。クリームなども少なめで、フルーツの素材が引き立つパフェ。
そんな月替わりのパフェを愉しめるのは1階のバーカウンターのみ。土日限定1日6食。公式HPからの要予約で、月末に翌月のパフェの予約が開始されます。普段は食事前の待ち合わせや、食事後にお酒を嗜むことができる空間で堪能するパフェは一味違います。 ※パフェの予約開始日は、公式Instagramをご確認ください About Shop Gentle Dining & Sushi Bar 東京都渋谷区神宮前5-47-6 <パフェ概要> パフェ提供日:土・日 パフェ提供時間:15:00~17:00 ※1階バーカウンターでの提供。HPにて要予約 Instagram:@gentle_tokyo
ウフ。編集部 西脇拓馬