ワゴンボディ専用で最大級のゆとりを実現。9月から予約注文受付開始の新型「パサート」のこと、もっと見たい!もっと知りたい!!【日本のフォルクスワーゲンに新型ラッシュ③】
最大EV走行距離120km超を誇るPHEV仕様もあり
一気に5種類のニューモデルの投入を発表&予告したフォルクスワーゲン。「ヴィンテージイヤー」を彩る各モデルの特徴を、ご紹介しましょう。第三弾は9月より予約注文受付、11月から納車が予定されている新型「Passat(パサート)」。第9世代は、ステーションワゴン専用の強みを生かした「最大級のゆとり」に要注目です。 【写真はこちら】 新型パサート進化の「見」どころ グラフィティ(全14枚) 欧州市場でもトレンドは「脱セダン」なのでしょうか。第9世代となる新型「パサート」は、ステーションワゴンボディ専用として生まれ変わりました。ボディサイズ、ホイールベースともに拡大することで、最大1920Lというゆとりの荷室と、快適な後席空間を実現しています。 進化したプラットフォームを基幹とするエンジニアリングアーキテクチャーは「MQB evo」を採用。アダプティブシャシーコントロール「DCC Pro」(パッケージオプション)や4輪独立電子制御ディファレンシャルロック「Vehicle Dynamics Manager」など、フォルクスワーゲンとして最先端のテクノロジーを使いこなしています。 パワートレインは、1.5L eTSIマイルドハイブリッドシステム(FWDのみ)と、2L TDIクリーンディーゼルエンジンとフルタイム4WDシステム「4MOTION」の組み合わせを用意(どちらも7速DSGとコンビ)。さらに、電気モーターのみでの航続距離を120km超まで伸ばしたプラグインハイブリッドシステム「eHybrid」をラインナップしています(6速DSG)。 グレードは全部で7タイプが用意されました。ガソリンMHEV、ガソリンPHEV、ディーゼルのそれぞれに、純正インフォテイメントシステム「Discover Pro」やヘッドアップディスプレイを標準装備した「Elegance」と、専用エクステリアや19インチアルミホイール、専用シートを装着した「R-Line」を設定。さらにMHEVのみ、最新の運転支援システムをすべて備えた「Elegance Basic」というエントリーグレードを選ぶことができます。 「レザーシートパッケージ」や「DCC Pro パッケージ」、「ラグジュアリーパッケージ」のほか、R-Line専用の「R-Line Plusパッケージ」など、好みに合わせたパッケージオプション群も豊富に揃います。新型パサートの予約受付は2024年9月から、出荷は11月からが予定されています。
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