京都市宿泊税率「引き上げ必要」、最低区分の現行200円も含め…松井市長が議会で答弁
京都市の松井孝治市長は2日、宿泊税について、最低区分の現行の200円も含めて引き上げを検討していることを明らかにした。市議会本会議の代表質問で、田中明秀議員(自民)の質問に答弁した。
市は現在、宿泊料金に応じ、200円、500円、1000円の3区分で宿泊税を課している。松井市長は「否定的な感情をもたらす混雑等の課題に強い危機感を抱いている」と指摘。「更なる観光振興と課題解決を図るには、新たに数十億円程度の財源が必要」とし、「200円区分を含む全体的な税率を引き上げる必要がある」と述べた。