阪神D2位・今朝丸裕喜が仮契約 朝が苦手だった! 夢の200勝へ目覚まし10個入寮プラン!!
直球の最速は151キロだが平均球速はまだ143、4キロほど。「目標としているのは藤川監督の火の玉ストレート」と語り、さらに最も得意な変化球というフォークボールも「理想のフォークは千賀投手(メッツ)」と堂々語る。〝火の玉とおばけ〟を備えれば、誰もが恐れる右腕になれる。
大器の成長を、誰もが待っている。大切なのは自分の力で〝目覚める〟ことだ。(上阪正人)
■今朝丸 裕喜(けさまる・ゆうき)
2006(平成18)年6月2日生まれ、18歳。兵庫県神戸市出身。東灘小で野球を始め、横屋川井少年野球部に所属。報徳学園では1年秋からベンチ入り。2年春、3年春の選抜大会準優勝に貢献。3年夏の選手権大会は1回戦敗退。最速151キロで他の持ち球はスライダー、カットボール、フォークボール。187センチ、77キロ。右投げ右打ち。
■大物選手は朝が苦手?あらかると
★松井秀喜(当時巨人) 「遅刻魔」として知られ、プロ3年目の1995年の球宴でも飛行機に乗り遅れて試合前練習を欠席した。
★中田翔(当時日本ハム) 入寮時には寝坊対策で目覚まし時計4個を持参。だが、2009年9月2日にイースタン・湘南戦で遅刻した。
★松坂大輔(当時ソフトバンク) 15年3月14日、中日とのオープン戦(ヤフオクドーム)の試合前練習に遅刻。練習開始の午前9時20分から36分遅れでグラウンド入りし「1分につき5000円罰金」というチーム方針で「18万円」を支払った。吉井投手コーチ(現ロッテ監督)が「眠りの呪文にかかったようだ」と寝坊を示唆。工藤監督(当時)は「寝坊なの? 俺にも経験あるよ」と不問とした。
★村上宗隆(ヤクルト) 三冠王に輝いた22年、11月27日のファン感謝イベントに2時間遅刻。寝癖の残った状態でトークショーに飛び込み「寝坊して遅刻しました」と平謝りした。