NPBがFA宣言選手を公示 西武・山川穂高や広島・西川龍馬ら7選手 楽天・松井裕樹はメジャー挑戦を表明
日本野球機構(NPB)は15日、今季のFA(フリーエージェント)を宣言した7選手を公示しました。 【画像】5ヶ月ぶりに実戦復帰した西武・山川穂高選手 国内FA宣言選手として、広島の西川龍馬選手(28)、DeNAの石田健大投手(30)、オリックスの山崎福也投手(31)、西武の平井克典投手(31)と山川穂高選手(31)。海外FA宣言選手として、ロッテの田村龍弘選手(29)、楽天の松井裕樹投手(28)の計7選手。発表された選手は16日から他球団との交渉が可能となります。 広島の西川選手は、通算821試合で、打率.299、815安打の巧打者。パ・リーグの移籍を視野と明言しています。 女性問題による不祥事で今季17試合にとどまった西武の山川選手は、期限ギリギリの14日にFA宣言。通算218本塁打で3度ホームランキングに輝いたスラッガーの行方が注目されます。 また、オリックスでリーグ3連覇、日本一も経験した山崎投手も宣言。今季DeNAの開幕投手を務めた石田投手ら、実績ある左腕がFA権を行使しました。 また、楽天の守護神として、3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で世界一のメンバーでもある松井投手は、すでにメジャー挑戦を表明。 ロッテの田村選手は「生涯ロッテで頑張りたい」とFA宣言し、残留を発表。西武の平井投手は「自分の気持ちをライオンズに伝え、しっかりお話を伺ったうえで、来季に向け準備の時間にあてるための宣言です」と話し、残留は濃厚と予想されています。 ▽国内FA宣言選手 西川龍馬選手(広島) 石田健大投手(DeNA) 山崎福也投手(オリックス) 平井克典投手(西武) 山川穂高選手(西武) ▽海外FA宣言選手 田村龍弘選手(ロッテ) 松井裕樹投手(楽天)