相続税、ローンの重圧…「心の大富豪」サバンナ八木さんに聞くお金のこと5つ
住宅資金がかなり重要
住宅資金、教育資金、老後資金。この3つが大きいですね。 老後資金は、サラリーマンなら、厚生年金である程度まかなえます。 教育資金は、学資保険をかけておけば、大学の学費までカバーできます。 問題は住宅資金。 ここを無理すると、一生キツくなります。人生において、いちばん大きな買い物です。 カッコいい家ではなく、住みやすい家。無理なく払える金額。 かなり重要な要素だと思います。
相続税を意識しておく
相続税の対策を事前にしておくことは大切です。 団信に入っていれば、被保険者が亡くなったらローン残高がゼロになり、住宅は資産になります。 妻が1人、子どもが2人の場合、相続財産が4800万円以上なら、相続税がかかります。 対策の1つとしては、生命保険に資産を入れておくことです。500万円×法定相続人数まで非課税です。 また、暦年課税で、もらう人ごとに、年間110万円までの贈与が非課税となり、110万円以内であれば申告も不要です。 妻と子どもに資産を移しておくと、相続する側はだいぶ助かります。
勝てないけど負けないことはできる
投資、難しいです。上がるか、下がるか、本当にわかりません。 でも、勝つことは難しいですが、負けないようにすることはできます。 外貸、株、国債、リート等に分散しておくのです。 シーソーの真ん中に置いておきます。 相関係数というものがあり、マイナス1というのが、リスクヘッジできている状態です。 負けるのが嫌、減らすのが嫌な人は、相関係数マイナス1にしておけば安心です。
ESSEonline編集部