年末もうすぐ仕事納め! 忘年会は「幹事」が一番得する! “達人の幹事術”を全公開 感謝され、評価も上がる! 意外に超簡単!
■トラブルが発生したときは…どう対処する? 会の最中は幹事も楽しく飲食していいのですが、時々は全体を見渡しましょう。 たとえば会話に入っていけない人がいないか、飲みすぎてちょっとオーバーヒートしている人はいないか、自分の話ばかりをしてまわりの人がうんざりしていないかといったことをチェックします。 もしそのような人がいたら、話が一段落したあたりで強引にでも割って入り、 「〇〇さんはシリアに滞在していたことがあるんだよね? みんなにその話をしてくれる?」
「●●さん、最近は趣味の釣りに行ってますか?」 などというように、まわりの人に話を振って話題を切り替えてしまいます。 人の話を遮るのは抵抗があるものですが、それも幹事の仕事と割り切ります。でもこれをやるとみんな喜んでくれます。 「古河さんが話を振ってくれたので自分も話せてよかった」 「あの人の自慢話が長かったから途中で止めてくれてよかった」 などと好感触の反応があることが大半です。 ちなみにこの「全体を見渡す」「カットインをする」ためにも幹事は端っこの席ではなく、真ん中に座るのがおすすめです。
幹事は何かと大変だし、苦労することもあるけれど、やってみれば楽しいし、大変な充実感があります。 「幹事などやったことがないから上手に切り盛りできない」と不安になるかもしれませんが、手を抜かず、気配りを忘れなければ必ずみんなに喜んでもらえます。そして一生懸命やっている姿を、上司はしっかり見ています。 ぜひ1年の締めくくり、忘年会をいい機会ととらえ、人との絆をよりいっそう深めていただければと思います。
古河 久人 :2万人以上と食事し「食事の力」で人をつなげる「スーパーコネクター」