年末もうすぐ仕事納め! 忘年会は「幹事」が一番得する! “達人の幹事術”を全公開 感謝され、評価も上がる! 意外に超簡単!
2万人以上と食事し、人と人を「食事」でつなげるスーパーコネクター・古河久人氏は超大物政治家、主演俳優、国民的漫画家、歌舞伎役者、世界的建築家と、業界で「右に出る人がいない」といわれるほどの人脈を誇る。 「口下手で典型的な内向的人間」を自認する古河氏だが、「内向的人間でも『食』を介することで誰とでも気軽につながることができる」という。 そんな古河氏が、このたび人間関係を「広げる」「深める」全テクニックを公開した初の書籍『「最高のビジネス人脈」が作れる食事の戦略』を上梓した。発売前増刷が決まるなど大反響を呼んでいる。 【話題の新刊】2万人以上と食事し、人と人を「食事」でつなげきたスーパーコネクター・古河久人氏の初の著書『「最高のビジネス人脈」が作れる食事の戦略」
この連載では「食を介することでどうやって人脈を作るか=食事の戦略」について書き下ろす。 ■忘年会で幹事デビューしませんか? 忘年会シーズンです。 会社の忘年会や友達との飲み会など、どなたも忙しいと思います。 この忘年会こそ、人脈作りのチャンス到来です。ぜひこの機会に人間関係を広げてみませんか? 忘年会でどうやって人脈を作るのかというと、キーワードは「幹事」です。 幹事を引き受けることで人脈作りが加速し、また途方もないメリットが生まれます。
まず幹事は参加者と個別にやりとりをするので、その時点で親密になることができます。 メンバーの情報にも接しますから、趣味や食の好みなどの共通点が見つかり、そこから個人的な付き合いに発展することもあります。 また幹事は裏方のような仕事ですから、参加者は多かれ少なかれ、幹事に対して「感謝の気持ち」を持ってくれていて、「幹事の役に立ちたい」と思ってくれるものです。 たとえば感謝の気持ちで別の食事会に誘われたり、何かのときに人を紹介してくれたり……といった具合です。
私自身、幹事を通して、人生においてかけがえのない人とつながることができました。 とはいえ「幹事なんて難しそう⋯⋯」「自分は内向的だから幹事には向かない⋯⋯」と思っている人もいるのではないでしょうか。 私のような内向型人間がいきなり大きな会のやるのは気が重いのも事実でしょう。最初は少人数の会から始めてみるといいと思います。 それから何人かで幹事を担う場合、幹事同士の慰労会をやってみるのもいいアイデアです。幹事同士、そこで強い絆が生まれるものです。